マルチ商法に勧誘された体験談 part3
↓↓↓前作と前前作はこちら↓↓↓
さて、今回は登録してしまってからどうなったのかを書きます!!!
今回の登場人物
私:筆者本人。マルチ商法に勧誘されて登録までまんまと持っていかれたカモ。
Bくん:私をマルチ商法に誘った張本人。中学時代の同級生。
Aさん:私にマルチ商法の説明をした人。Bくんいわく、「すごい人」。口達者。
aさん:Aさんの弟。マルチ商法会社の地元にある支部トップらしい。ヒゲが濃い。
( Aさんとaさんは大文字小文字で区別している)
マルチ商法の話を聞いて登録しちまった翌々日、
再びAさんとBくんと話すことになりました。
場所は地元のファミレスです。
話す内容は前の話のおさらいと、
本格的に始めるにあたっての相談でした。
おさらいはあっさり終了し、
登録してから出てきた不安について相談することにしました。
登録してからマルチ商法会社のことについてをネットで調べていると、
ネガティヴなことが沢山書いてありました。
その会社に関するスレまでたっていました(当然悪いことばかり書かれている)。
そのことをBくんに言うと、
Bくん:見ちゃったかー
と、言っていました。
Bくん:でもAさんに聞いて不安を解消するといいよ!!!
と、言ったのでAさんに聞くことにしました。
するとAさんは、
Aさん:確かにネガティヴな評判はある。
俺もそれは知っている。
でもネットで書かれていることは便所の落書きみたいなのも沢山あるから正しいとは限らない。何よりも1番信用できるのは本や雑誌!
業界専門の雑誌もあるしその雑誌には自分たちの会社も取り上げられている。
出版の際にはしっかりチェックしてから出版しているから、
悪いビジネスで全くチャンスが無くて友達を失うような話だったら本や雑誌にはなったりはしないよ!!!!!
Aさんの言う業界専門の雑誌はこれのこと
今思えば確かに雑誌とかは信頼しやすいのかもしれない。
ただ、先程の話にはこういう意見もある。
「ネットワークビジネス」(雑誌)
マルチ信者が心のよりどころとし、アンチがネタ元とする業界礼賛雑誌。
トラブルのない状態を前提に業界を礼賛する現実逃避のお花畑。
専門誌のくせにマルチ、マルチまがい、MLMを混用しているのは他誌と同じ。
*マルチ用語集より引用
まあ、雑誌だからといって全てが信頼できるとは限らないということなのだろう。
ただ、当時の私はそんな話も信じ込んだわけだから恐ろしいやら情けないやら…
で、他にも“マルチ商法”という言葉そのものに関して、
Aさんはこんなことを言っていたのが印象的です。
Aさん:“マルチ”って聞くとなんか良くないイメージがあるよね?
でも“マルチ”から始まる言葉って他にもあるわけ。
“マルチタスク”とか“マルチメディア”とか。
それって別に悪いイメージじゃないよね?
だから“マルチ商法”という言葉もそんなに悪い言葉じゃないんだよ。
みたいなことをもっと巧妙に口達者に言っていました。
うーん。
これに対しては“マルチ”の次につく言葉が
“タスク”とか“メディア”とかなら悪いイメージではない。むしろ良いイメージだ。
でも、
“マルチ”の次に“商法”という言葉がついた瞬間に悪いイメージの言葉になるんだよ!!!!!
まあ当時の私はそういうことすら目を背けてこんなワケワカメな話を信じ込んだわけだ。
全く恐ろしいやら情けない…(2度目)
とまあそんな感じで話を進めました。
終わりらへんにこれから一緒に活動していくメンバーを紹介するとのことでaさんが登場しました。
読者の皆さんもついにお待ちかねの新キャラ、aさん!!!
まあ、軽く話したくらいですが。
Aさんに似てるけどAさんよりもヒゲが濃くて体も大きかった…
その後は私自身が別件があるのでお開きとなりました。
そしてその翌日に大学のある京都に戻っていったのでした…
続く!!!!!